普通の生活ができること

世界の死亡原因のトップは心疾患、特に虚血性心疾患と言い心筋梗塞と狭心症を総称したものです。
そして呼吸器感染症と続き、癌は7番目です。
では日本ではどうでしょう。
日本では1位が癌、2位が心筋梗塞、3位が脳梗塞の順番になります。
この結果から日本人は癌が多いと考えてしまうかもしれませんが、そういう事では無いようですね。
世界の平均寿命は70歳前後と言われているのに対して日本人は平均的に83歳を超えています。
世界と言う基準では後進国の人々の環境による、或いは医療技術の差による寿命の短さが平均を下げているとも考えられます。
事実医療が進んでいるスイスも日本同様の長寿国であり先進国は世界的に寿命が延びているのも事実です。
つまり世界的に高齢化が進んでいるのですね。
人は高齢化すると免疫力が弱まり癌になる確率が高くなります。
高齢者の比率が多い日本では死亡原因としての癌の割合が高くなるという事でしょう。
この要因を除いた原因で調べてみると、実は癌による死亡率は低下しつつあるとの調査報告もあります。
かつて癌は不治の病と言われ適切な治療も受けられないまま亡くなっていた人が多かった時代から、通院しながら普通の生活が維持できる病気であるとの認識も高まってきていますね。
実際にがんと闘っている人はどの様に、またはどんな段階から通院治療をうける方向に切り替えているのでしょうか。
また費用面においても覚悟すべき注意点はどのような事柄なのか、実際に体験した人のお話などから分かってきたこともあります。

癌はもう不治の病ではない

治療の内容にもよりますが、化学療法である抗がん剤の投与は条件が整えば通院の治療が可能になってきました。 抗がん剤は副作用が大きいとは言いますが、年々医療技術の進化に伴い、ダメージも少なくまた軽減するための薬も開発されていることも在宅、通院治療が可能になってきた要因の一つでもあります。

通院治療には様々な負担もある

治療を受ける病院が遠方の場合は、状態によっては負担が大きいこともあります。 結果として家族にも負担がかかるという問題も出てきます。 日常生活を普段通りにとは言え病気であることは事実ですから、食事生活から始まる身体管理は本人や家族が気を付けなければなりません。

治療費の不安

費用は治療費のみではなく、通院のための交通費、食事代、または副作用による脱毛などからウィッグだって必需品ですね。 仕事も出来なくなりますから、収入が途絶えてダメージが大きくなります。 中には住宅ロ-ンを抱えている人も多いでしょう。 健康保険の適用外の治療が必要になってくることもあるかもしれません。